アメリカのクラフトビールのブログ

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アメリカよりクラフトビールの最新情報&レビューをお届け!日本にはまだ輸入されていないクラフトビールの情報からアメリカのブルワリーの様子など現地より直送します!その他アメリカの旅行情報、文化など現地在住の日本人の目線からお伝えします!


<こだわり>
★アメリカ在住のビール大好き日本人がブルワリーに足を運び厳選!

★お馴染みのブランドから店頭に並ばない小規模のブルワリーにも着目!自分好みのクラフトビール見つかります!

★アメリカのブルワリーからお客様のお手元に届くまで完全冷蔵輸送!

詳しくはWebで!
http://cowboycraftjapan.com/


What's better than a cold, refreshing craft beer?

How about multiple cold beers... at your doorstep... every single month?!
It may sound too good to be true, but we enjoy a challenge. That's why we're in the process of communicating with some of the best West Coast breweries to bring you American craft beers that you can't find anywhere else in Japan.

Information on the beers/breweries, tasting notes, and occasional bonus material for subscribers (messages from the brewers, etc.)

See the website for details.
http://cowboycraftjapan.com

APRICOT ALE 徹底レポート!


アプリコットエール


APRICOT ALE

ABV:5.1% (Alcohol By Volume/アルコール度数)

IBU:11(IBU:International Bitterness Units)は、国際苦味単位のことで、1~100で表記

保存適温度: ℃(華氏 ℉)

製造元:Pyramid Breweries

ワシントン州

※Alcohol By Volume/アルコール度数

※IBU(International Bitterness Units)は、国際苦味単位のことで、1~100で表記

ワシントン州を代表する老舗ブルワリー、 その名もPyramid Breweries

1984年より創業していたが当初はHart Brewing Company(ハートブリューイングカンパニー)という社名だった。

ちなみにその社名は創設者のBeth Hartwell(ベス・ハートウェル)さんの名前に由来している。

後にどの時代にもいる金持ち投資家集団がHart Brewing Companyを1989年にお買い上げ、ベースをシアトル/ワシントンに移動し、そのタイミングでHart社のPyramid beer(ピラミッドビール)ブランドにちなんで社名をPyramid Breweriesに改名しました。

そんなことよりこのビール、2014年度フルーツ入りビールカテゴリーまた金メダルってます。1994年Great American Beer Festival®が主催する「野菜、フルーツ入りビールカテゴリー」で金メダルを獲っているのですが2008年にまた同じカテゴリーで金メダルを獲得!2014年にまたまた獲っちゃったとのこと。

グレートアメリカンビアフェスティバル

てかまずそんな”野菜、フルーツ”のカテゴリーが1994年からあったことにまず驚き。

日本ではやっと酒税法に見直し入ったって年なのにアメリカではすでに野菜とかでビール造っちゃってて、その分野のコンテストまであったとはどんだけ差があんねん笑。20年もの歳月が流れても金メダルを獲得したこのビールこそ、生ける伝説と呼べるかもしれない

ラベルの見た目:

ピラミッド、雪山、月、アプリコット(杏子)がなった木々ともはや情報テンコ盛り

アプリコットエール

キャップ:

ピラミッドマークがぽつり。

見た目の色:

オレンジっぽいゴールド。透明感あり。

飲んだ感想:

口に含むとアプリコットのアロマが全体的に飛び出してきます。しかしながらちゃんと小麦の味わいもしっかり残している。アプリコットは決して甘味を帯びているわけではなくバランスが整っている印象。とっても飲みやすい。むしろ女性受けはいい気がします。

写真引用:http://thecrawfordhotel.com/event/great-american-beer-festival/

その他アメリカのクラフトビールに関するブログも是非読んでみて下さい!

ブルワリー訪問ブログ Vol.4 in ニューヨーク:Rockaway Brewing Company

ロックアウェイブリューイングカンパニー

ブルワリー訪問ブログ in ニューヨークVol.4:

ROCKAWAY BREWING COMPANY

住所:46-01 5th Street, Long Island City Queens, NY, 11101

最寄駅:Vernon Boulevard – Jackson Avenue (地下鉄7番線)

ホームページ: http://rockawaybrewco.com/

【タップルーム営業時間】

月曜:17:00-21:00

火曜:休み

水曜:17:00-21:00

木曜:15:00-21:00

金曜:15:00-22:00

土曜:12:00-24:00

日曜:12:00-21:00

※各SNSではここで紹介しきれなかった写真もいっぱいアップしてますので是非チェックしてみて下さい!アメリカのクラフトビールの最新情報も随時更新しています!

cowboycraft facebook     cowboycraft twitter    cowboycraft instagram

ニューヨークのマイクロブルワリー巡り3件目はここ、ROCK AWAY BREWING COMPANY。2件目のブルワリーとして紹介したBig Alice Brewingの徒歩圏内にあります。同盟関係にあるのか前回紹介したこのリーフレットにも載っています(右から2つ目)

ロックアウェイブリューイングカンパニー

Vernon Boulevard – Jackson Avenue駅を出ると何やらオシャレな街並みが広がっています。教会みたいな建物はまさに教会で、St. Mary's Roman Catholic Churchという教会。いちいち絵になる街並みがニューヨークの1つの魅力でもあります。

ロックアウェイブリューイングカンパニー

駅を出て歩く事数分、真っ赤な入口を発見!めっちゃ目立ってる。レンガの壁にもふんだんに絵がかかれていてもはや外観からすでにブルワリー離れした異世界の雰囲気が感じられます。

ロックアウェイブリューイングカンパニー

とてもブルワリーとは思えない、まるで子供向けの絵本屋さんかのようなピースフルで幸せいっぱいのほのぼの壁画。一見しただけではここがブルワリーであることはまず想定不可能であろう。入口の横には出荷を控えたケグが山積み。真っ赤なドアには営業時間がペタ!シンプルなのですがなぜかカッコよく見えますよね!微妙に営業時間が違うのは何かきっと意味があるはず。ニューヨークっぽいっすね!外観のレポートがいつも細かくてすみません!

ロックアウェイブリューイングカンパニー

中に入るとこそこは外壁の絵からは遠く似つかないシュールな大人の空間。

ちょうどその日はブルワリーのツアーの日だったので、丁度スタッフによるアナウンスが始まったところ。そこにはスタッフを見つめ「あれ、絵本は?」と言わんばかりの1人の少女。この子の将来が楽しみです。

ロックアウェイブリューイングカンパニー

スタッフによる丁寧なブルワリーツアー。実際に使っているホップや酵母、設備、クラフトビールの説明も実際に触ることのできる距離で行われ、とても充実していました。(ビデオにおさめたのですがまだ編集中のため後日UPします!)

ロックアウェイブリューイングカンパニー

ブルワリーと店内を隔てるドアは半壊状態ですが、ここはニューヨーク。半壊したドアですらモダンに映ります。ドアの上のサインは「NOW BREWING」だったらもっと良かったのにな!十分カッコいいですが!ツアー後、ようやくテイスティングセットを注文。ちなみに写真のポテトチップスは食べ放題です!

左から・・・


  • ORIGINAL ESB 6.4%


  • BEACH HEAD 4.7%


  • 1875 PALE ALE 6%


  • ROBUST PORTER 7.3%

ロックアウェイブリューイングカンパニー

これで7$とはかなりリーズナブル。やはりブルワリーツアーの直後に色々と背景を知ってから飲むクラフトビールの味は格別です。どのクラフトビールも本当においしい!

cowboycraft

『どれも本当においしいです!ブルワリーツアーも本当に面白かったです♪そもそも、クラフトビールを造ろうと思ったきっかけは何だったんですか?』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『最初はまぁ、趣味として造ってたわけよ。』

cowboycraft

『なるほどね!売ったりもしていたんですか?

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『趣味ながらも販売はしていたが、結局ホームブリューの設備代とかもろもろ入れたら利益なんてこれっぽっちも残らなかった。』

cowboycraft


『(きっとすごい苦労した時期があったに違いない)』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『でも飲んでくれる周りのみんなが俺のビールをすごく気に入ってくれてな!本格的にビジネスにしてみようっと思ったのさ!』

cowboycraft

『趣味の領域を超えたわけですね!ファンの後押しで一歩踏み出す。何かいいですね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『広さだって最初はこのタップルームのスペースだけだったんだぜ?今ではブルワリーを隣の部屋に増設出来てるけどな!あとは俺達スタッフのみんなはビールがマジで好きだったってこともあるかな!色々な物を使って試行錯誤してビールを造るのが大好きなんだ。』

cowboycraft

『そうだったんですね!いあやぁ~やっぱりマイクロブルワリー程、設立の裏には大きな歴史がありますね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『ははっ!ありがとよ!』

cowboycraft

『すみません、あと1点だけ聞かせて下さい!日本のビールについてどう思いますか?』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『日本のメジャーなメーカーの名前をいくつか言ってみてくれるか?』

cowboycraft

『サッポロ、アサヒ、キリン、サントリーが大きな会社としてはありますね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『サッポロは飲んだことあるな!普通に美味しかったよ。軽くて飲みやすい。あとはよく日本食に合う印象かな。正直言えばあんまり俺の記憶に残る味ではなかったかな。俺達はなんせエールビールをよく造ってるからなぁ。でももっと色んな日本のビールを飲んでみたいとはいつも思ってるぜ!』

cowboycraft

『ありがとうございます!いつか日本からも輸出出来たらと思っています!その時はまた連絡しますね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

まとめ

趣味から始めてマイクロブルワリーを起業する人が多いと言われるアメリカだが、ニューヨークでここまで成功する例も稀であろう。設立の経緯やブルワリーツアーを体験してから実際に味わうビールは本当に何とも言えない深みがある。利益と経費が相殺される中でも造り続けた力強さとあくなきビールへの探求心が成功を呼んだに違いない。外観の絵本屋さんみたいな絵からは想像もつかないくらいのドラマがここにはつまっている!

その他アメリカのクラフトビールに関するブログも是非読んでみて下さい!

ブルワリー訪問ブログ Vol.4 in ニューヨーク:Rockaway Brewing Company

ロックアウェイブリューイングカンパニー

ブルワリー訪問ブログ in ニューヨークVol.4:

ROCKAWAY BREWING COMPANY

住所:46-01 5th Street, Long Island City Queens, NY, 11101

最寄駅:Vernon Boulevard – Jackson Avenue (地下鉄7番線)

ホームページ: http://rockawaybrewco.com/

【タップルーム営業時間】

月曜:17:00-21:00

火曜:休み

水曜:17:00-21:00

木曜:15:00-21:00

金曜:15:00-22:00

土曜:12:00-24:00

日曜:12:00-21:00

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ニューヨークのマイクロブルワリー巡り3件目はここ、ROCK AWAY BREWING COMPANY。2件目のブルワリーとして紹介したBig Alice Brewingの徒歩圏内にあります。同盟関係にあるのか前回紹介したこのリーフレットにも載っています(右から2つ目)

ロックアウェイブリューイングカンパニー

Vernon Boulevard – Jackson Avenue駅を出ると何やらオシャレな街並みが広がっています。教会みたいな建物はまさに教会で、St. Mary's Roman Catholic Churchという教会。いちいち絵になる街並みがニューヨークの1つの魅力でもあります。

ロックアウェイブリューイングカンパニー

駅を出て歩く事数分、真っ赤な入口を発見!めっちゃ目立ってる。レンガの壁にもふんだんに絵がかかれていてもはや外観からすでにブルワリー離れした異世界の雰囲気が感じられます。

ロックアウェイブリューイングカンパニー

とてもブルワリーとは思えない、まるで子供向けの絵本屋さんかのようなピースフルで幸せいっぱいのほのぼの壁画。一見しただけではここがブルワリーであることはまず想定不可能であろう。入口の横には出荷を控えたケグが山積み。真っ赤なドアには営業時間がペタ!シンプルなのですがなぜかカッコよく見えますよね!微妙に営業時間が違うのは何かきっと意味があるはず。ニューヨークっぽいっすね!外観のレポートがいつも細かくてすみません!

ロックアウェイブリューイングカンパニー

中に入るとこそこは外壁の絵からは遠く似つかないシュールな大人の空間。

ちょうどその日はブルワリーのツアーの日だったので、丁度スタッフによるアナウンスが始まったところ。そこにはスタッフを見つめ「あれ、絵本は?」と言わんばかりの1人の少女。この子の将来が楽しみです。

ロックアウェイブリューイングカンパニー

スタッフによる丁寧なブルワリーツアー。実際に使っているホップや酵母、設備、クラフトビールの説明も実際に触ることのできる距離で行われ、とても充実していました。(ビデオにおさめたのですがまだ編集中のため後日UPします!)

ロックアウェイブリューイングカンパニー

ブルワリーと店内を隔てるドアは半壊状態ですが、ここはニューヨーク。半壊したドアですらモダンに映ります。ドアの上のサインは「NOW BREWING」だったらもっと良かったのにな!十分カッコいいですが!ツアー後、ようやくテイスティングセットを注文。ちなみに写真のポテトチップスは食べ放題です!

左から・・・


  • ORIGINAL ESB 6.4%


  • BEACH HEAD 4.7%


  • 1875 PALE ALE 6%


  • ROBUST PORTER 7.3%

ロックアウェイブリューイングカンパニー

これで7$とはかなりリーズナブル。やはりブルワリーツアーの直後に色々と背景を知ってから飲むクラフトビールの味は格別です。どのクラフトビールも本当においしい!

cowboycraft

『どれも本当においしいです!ブルワリーツアーも本当に面白かったです♪そもそも、クラフトビールを造ろうと思ったきっかけは何だったんですか?』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『最初はまぁ、趣味として造ってたわけよ。』

cowboycraft

『なるほどね!売ったりもしていたんですか?

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『趣味ながらも販売はしていたが、結局ホームブリューの設備代とかもろもろ入れたら利益なんてこれっぽっちも残らなかった。』

cowboycraft


『(きっとすごい苦労した時期があったに違いない)』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『でも飲んでくれる周りのみんなが俺のビールをすごく気に入ってくれてな!本格的にビジネスにしてみようっと思ったのさ!』

cowboycraft

『趣味の領域を超えたわけですね!ファンの後押しで一歩踏み出す。何かいいですね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『広さだって最初はこのタップルームのスペースだけだったんだぜ?今ではブルワリーを隣の部屋に増設出来てるけどな!あとは俺達スタッフのみんなはビールがマジで好きだったってこともあるかな!色々な物を使って試行錯誤してビールを造るのが大好きなんだ。』

cowboycraft

『そうだったんですね!いあやぁ~やっぱりマイクロブルワリー程、設立の裏には大きな歴史がありますね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『ははっ!ありがとよ!』

cowboycraft

『すみません、あと1点だけ聞かせて下さい!日本のビールについてどう思いますか?』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『日本のメジャーなメーカーの名前をいくつか言ってみてくれるか?』

cowboycraft

『サッポロ、アサヒ、キリン、サントリーが大きな会社としてはありますね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

『サッポロは飲んだことあるな!普通に美味しかったよ。軽くて飲みやすい。あとはよく日本食に合う印象かな。正直言えばあんまり俺の記憶に残る味ではなかったかな。俺達はなんせエールビールをよく造ってるからなぁ。でももっと色んな日本のビールを飲んでみたいとはいつも思ってるぜ!』

cowboycraft

『ありがとうございます!いつか日本からも輸出出来たらと思っています!その時はまた連絡しますね!』

ロックアウェイブリューイングカンパニー

まとめ

趣味から始めてマイクロブルワリーを起業する人が多いと言われるアメリカだが、ニューヨークでここまで成功する例も稀であろう。設立の経緯やブルワリーツアーを体験してから実際に味わうビールは本当に何とも言えない深みがある。利益と経費が相殺される中でも造り続けた力強さとあくなきビールへの探求心が成功を呼んだに違いない。外観の絵本屋さんみたいな絵からは想像もつかないくらいのドラマがここにはつまっている!

その他アメリカのクラフトビールに関するブログも是非読んでみて下さい!