アメリカのクラフトビールのブログ

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アメリカよりクラフトビールの最新情報&レビューをお届け!日本にはまだ輸入されていないクラフトビールの情報からアメリカのブルワリーの様子など現地より直送します!その他アメリカの旅行情報、文化など現地在住の日本人の目線からお伝えします!


<こだわり>
★アメリカ在住のビール大好き日本人がブルワリーに足を運び厳選!

★お馴染みのブランドから店頭に並ばない小規模のブルワリーにも着目!自分好みのクラフトビール見つかります!

★アメリカのブルワリーからお客様のお手元に届くまで完全冷蔵輸送!

詳しくはWebで!
http://cowboycraftjapan.com/


What's better than a cold, refreshing craft beer?

How about multiple cold beers... at your doorstep... every single month?!
It may sound too good to be true, but we enjoy a challenge. That's why we're in the process of communicating with some of the best West Coast breweries to bring you American craft beers that you can't find anywhere else in Japan.

Information on the beers/breweries, tasting notes, and occasional bonus material for subscribers (messages from the brewers, etc.)

See the website for details.
http://cowboycraftjapan.com

ACME CALIFORNIA IPA 徹底レポート!

クラフトビールブログACME CARIFORNIA IPA

ABV:6.9% (Alcohol By Volume/アルコール度数)

IBU:55(IBU:International Bitterness Units)は、国際苦味単位のことで、1~100で表記

保存適温度: ℃(華氏 ℉)

製造元:North Coast Brewing Co.カリフォルニア州

アメリカの大クラフトビール時代の火付け役といっても過言ではないこのノースコーストブルーイング。その歴史はカリフォルニアのフォートブラッグ市にあるブルーパブから始まりました。ちなみにフォートブラッグ市は岩手県の大槌町と姉妹都市関係なのですが、

その姉妹都市になるに至ったきっかけが何とも深いいお話です。


“幼い頃に漁船の事故で父を亡くした大槌町のある男性。彼は子どもの頃よく崖の上に座って海を眺め、父親の姿を探したものでした。大人になってからは、海の向こうには何があるのだろうと思い巡らすようになり、地図上に太平洋を横切る線を引いてみました。すると大槌町と全く同じ緯度にフォートブラッグという町があることが分かりました。2001年、彼はフォートブラッグ市長に連絡を取り、大槌町に招待しました。その後、相互交流が始まり、2005年にフォートブラッグ市と大槌町は正式に姉妹都市となりました。

 

クラフトビール

 

クラフトビール関係ないけど、いい話ですね。

 

 

話は戻り、ノースコーストブルーイングは1人の男によりメキメキと頭角を現していく。

 

Mark Ruedrich

・・・マークさん。苗字はこれ、なんて読むんだ。笑   


クラフトビールブログ

 

とにかくそのマークさん、70年代にイギリスでエールビールの販売促進運動を目撃し、稲妻に打たれます。イギリスの醸造文化はマークさんの心を鷲掴みにし、どんどんのめり込んでいったマークさんは1988年にノースコーストブルーイングをオープンさせました!今ではなんと国内外のコンペティションを合わせて70以上の賞を獲得するという活躍っぷり。

 だいぶハードルが上がったところで、ACME California IPAのレビューにうつります!

 

 

ラベルの見た目:

一目見たら忘れられないかなり印象的なラベル。右手にビール、左手にロープを握りしめ、満面の笑みを浮かべる女性が背景の赤にやたら映える。何故か全身金色。かなりHIGHな表情ではあるがなぜか幸せな気持ちになってくる。

 

クラフトビール 

キャップ:

特徴的な「A」のロゴが全体にごり押しされているデザイン

 

見た目の色:

銅色

飲んだ感想:

一口飲んだ瞬間にきりりとした柑橘系の苦味が口の中に広がる。口当たりは滑らかだがそのまま苦味が最後までかすかに残る特徴的なIPA6.9%と決して弱いアルコール度数ではないのだが香り高いアロマの助けか、かなり飲みやすくジューシーな味わい。強烈なラベルとは裏腹にバランスがとれたおいしいビール。

 

写真:http://www.californiacraftbeer.com/summit-participant/mark-ruedrich/

 

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SHARKINATOR WHITE IPAABV:4.8%

IBU:40

保存適温度:  ℃(華氏  ℉)

製造元:Lost Coast Brewery

カリフォルニア州

(Alcohol By Volume/アルコール度数)

(IBU:International Bitterness Units)は、国際苦味単位のことで、1~100で表記日本でもお馴染み、「シャーキネーターホワイトIPA」。日本では見かけられないような、珍しいクラフトビールのレビューを心掛けているのですが、見たことあるクラフトビールが売っているとつい買っちゃいます。しかもアメリカでは安い。食品スーパーで買っても1120円くらいで買えちゃいます。さて、本題に戻ります。ロスト・コースト・ブルワリーのIPA代表作。ロスト・コースト・ブルワリーの歴史を軽く解説すると、1人の女性薬剤師に辿り着きます。その女性こそ、Barbara Groom(バーバラ・グルーム)さん。ちょっと大阪のおばちゃんっぽい。

 

クラフトビールブログ

彼女が1986年に抱いた、「ブルーパブ開くには何が必要なん?」という1つの疑問から話は急展開していきます。(ブルーパブ:お店と同じ場所でビールを造り提供する形態のお店)試行錯誤を繰り返し、自家製ビールを造りまくること数年、勉強もいっぱいしてついに1989年、築100年の建物を購入、改造!翌年Lost Coast Brewery設立。あっと言う間に夢が現実となりました♪

 

バーバラさん、、、すげぇ。

薬剤師として色々混ぜ混ぜしてると「私、ビールもきっと造れるわ!」って思えてくるんでしょうね!

 

年間平均して13℃というフンボルト湾の気候もそのビールのクオリティーを後押ししています。みるみるうちに成長して、2015年には全米43位の大きさのブルワリーに成長。カナダ、プエルトリコ、オーストラリア、コスタリカ、韓国、香港、フランスに海外展開しています。・・・・いい加減シャーキネーターホワイトIPAのレビューですが、

ラベルの見た目:

同社のWitbierスタイルクラフトビールのグレートホワイト(意味:ホオジロザメ)を、ドライホッピングして出来上がったのがこのシャーキネーターホワイトIPA”なだけにサメの絵柄はそのまま踏襲。機械仕掛けのサメがラベルになっています。 


クラフトビールブログ

キャップ:

カリフォルニアのユーレカ市の風景と思われます。黄金色で渋さが漂う、ロゴ入りのキャップ

見た目の色:

黄金色

飲んだ感想:

カスケード、クリスタル、チヌーク、シトラでドライホッピングしたIPAとのこと。俗に言うC系アメリカン柑橘系ホップ?ややこしい話は置いておいて飲んだ感想はシトラスの芳醇の香りがすっきりと抜け、爽やかな味。ほんのりとフルーティな味で後味はすっきりって感じでした。結構日本でもボトルで置いてるバーはあると思うので是非挑戦してみて下さい!

写真引用:http://www.lostcoast.com/main.php

◆ロスト・コースト・ブルワリーのツアースケジュール◆

金曜日~日曜日:12pm, 1pm, 2pm, 3pm, 4pm

日本語通訳同行のご依頼も承っております♪ご希望の方はお問い合わせよりご連絡お待ちしております!

 

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DRAKE'S IPA 徹底レポート!

DRAKE'S IPA 徹底レポート!

2016年2月、カリフォルニア州のサンノゼに移住し、まだ時差ボケで頭が痛い中冷蔵庫を開けると最初に目に飛び込んできたのがこの「DRAKE’S IPA」。

 

『ド、ドレークさんのアイピーエーだと!?』

 

留学時代の友達の顔が一瞬頭に浮かんだがここはアメリカ、ドレークさんはきっと何万人もいるだろう。

そんなアホなことを考えながらも、とりあえず日本では見たことがなかったのでブログに書いて日本の皆様にお伝えします!

 

 

DRAKE'S IPA

ABV:7%

IBU:65

保存適温度: 10℃(華氏50℉)

製造元:Drake’s Brewing Company

カリフォルニア州

(Alcohol By Volume/アルコール度数)

(IBU:International Bitterness Units)は、国際苦味単位のことで、1~100で表記

 

 

『そもそもドレークって誰やねん』、というところだが、醸造元ブルワリーのDrakes Brewing Companyの起源は古く、

Rogers Lindという方が設立した”Lind Brewing Company”が元の会社。

その当時にビールのロゴマークに使っていたゴールデン・ハインドというイギリスの私掠船の船長的存在がフランシス・ドレーク。

 

 


ゴールデンハインド号

 

Roger Lindの親族の経営するコーヒー会社が1999年にLind Brewing Companyを買収して社名を改名した際、Drakes Brewing Companyって名前になったんだとさ。

 

ラベルの見た目:

のどかなブルワリーの風景。ゴールデン・ハインド号のロゴは同社のジョッキには使われているがこのボトルには使われていないようだ。青、赤、白と意図してかアメリカの国旗の色が使われていてどこか目に優しい。

キャップ:

“D”のマーク入りのガチョウかアヒルかの開き

 

色:

少し曇りかかった深いアンバーゴールドカラー。ようするに茶色

 

飲んだ感想:

シトラス、グレープフルーツなどハーブ系のホップが使われていて、かなりホッピーで香り高い。後味に酸味が残るが全体的にバランスがとれていてうまい!時差ボケ中の人にもオススメのIPAです!

 

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